【論より証拠?】 6 × 0 = 1

さてさっそくですが、十円玉を37枚ほど用意して実験をしてみました。

まずはじめに、一つの十円玉を真ん中辺りに『ばちん』と置きます。そしてはじめに置いた一枚に接触しながら、かつ他の周りを取り囲む十円玉とも接触するようにキレイに並べてみますと、新たに6枚の十円玉が置けます。

そしてさらに七枚の十円玉の周りにも同様に接触するよう並べてみますと新たに12枚の十円玉が並び、さらにその周りにも同様に並べますと18枚の十円玉が並びました。

さらに四周目の実験結果についてもお知らせが出来たらいいなぁ〜と思ったのですが、ちょっと手持ちの十円玉が足りなくなってしまったようなので残念です。


仕方がないのでおおよその傾向について見当をつけておこうと思いますが、一周目の6枚が基準となって、かつ一つずつ輪が増えるごとに必要となる枚数も6枚ずつ増えていくと考えられます。


ですから、A周目に要する十円玉の枚数を式にして表して見ますと、次のようになりそうです。


6 × A


そこで反対に一周目の六枚から内側へさかのぼってゼロ周目について考えてみますと、それは十円玉の配置状況から判断して、はじめに『ばちん』と置いた一枚となります。よって


6 × 0 = 1


という結論が得られます。





いやはや何か変な感じがしますが、一体どこに問題があるのか見つけてください。