1953年 〜見るも語らず〜


日本天皇、英国訪問で、君主制のあり方を思う。



エリザベス二世の戴冠式と映画『ローマの休日』は、同じ1953年であった。

エリザベス女王 (1558-1603) の video et taceo 『見るも語らず』に、日本の天皇を見る。

思えば、被災地訪問の天皇の膝に、伝統外しの決断あり。これ被災地を見るも、決断語らずや。



誠に天皇制に甘えた日本人は『君臨すれども統治せず』をよいことに、君臨させて統治利権で争っている。

ほんま、ろくな外交意識がないくせに、まるで天皇の『見るも語らず』のお気持ちをお真似になされたのか、肝心な説明責任さえ果たさず得意顔。関西電力をはじめ、政治家、官僚も、みな同じ。

いやはや、『親心、子知らず』に合わせて、天皇の親心、国民知らず。



されば、天皇、皇室に向けて日本の現状調査の参考になるよう、知らせる義務とわが毒舌も励むにあり。

いざ親心、子供の喧嘩を成長の途上と配慮し、現状観察を楽しむにあれ。