かわいく見えるところが怖いドナルド・トランプ


最近なんだか、ちっちゃい縦型たまご型のお口で訴えるドナルド・トランプ氏がかわいく見えて来て怖い。

多種類の暴言を振りまいておくと、騒ぎが大きくなって知名度が上がる。騒ぎが大きくなると、それぞれ自分好みの暴言に期待しながら反トランプの怒りを楽しむようになる。

また知名度が比較的低い初段階になされる暴言は、知名度の獲得と後々の穏健化の際の好印象化に役立つ。(初期悪印象による後の譲歩的好印象獲得、印象のドアインザフェイス効果)

いやはや、後々の穏健化効果をどれだけ計算しているがわからないところが、ドナルド・トランプのかわいくて怖いところ。反トランプ勢力がいてくれるところが、後々の穏健化を暗示させてトランプ支持を増やし、さらに副大統領候補の決定と家族のお披露目によって、穏健化の可能性が暗示され始めている。



どれだけ二大政党制意識を利用したドアインザフェイス効果が計算されているかが、ドナルド・トランプの歴史的評価の基準となろう。(わざわざ金持ちが政治家を目指すには、特殊な秘密がある)

おそらくトランプが握手をしない理由は潔癖症以外にある。